第二巻発売から、約二年。松尾部員のみなさんとしては待望の、そして編集担当者としては大変お待たせいたしましたの『寝言サイズ』第三弾が、満を持しての発売です。
好評の「巻末特選イラスト集」や連載当時の追い込まれ感をリアルに感じさせる「エマージェンシーレイアウト」はそのままに、質・ボリュームはますますアップ。そしてイラストレーター・高野華生瑠さんの手による、近未来的でスタイリッシュな表紙が強烈なインパクトとなっております。
さて、この巻より前任者の田辺より私が編集担当を引き継いだのですが、
「『厄年の街』ってコンセプトでやることになってるから、よろしく」とバトンを受けたものの、よく調べると今巻収録分である2004〜2005年の松尾さんは数え43歳と44歳にあたり、一般的な厄年の考え方では“後厄”と“厄明け”の年になってしまうのです。
「厄年じゃないじゃないっすか!?」「そんなはずはない! 松尾さんは厄年って言ってた!」と、二人して必死で調べまわった結果、ご出身地である北九州の大宰府天満宮では、数え44歳が大厄とされるという事実が判明。発売直前になってのタイトル&コンセプト変更の危機は回避されたのであります。
また、「デブだから」という理由で『松活』でグラビアデビュー、『恋の門』で銀幕デビューを果たした新担当・永松にとって、松尾さんは恩人中の恩人。ここ数年デ・ニーロアプローチのように太り続け、いつでもその期待に応えられるようスタンバイし続けていたのです。しかし、担当が替わることになって初めてご挨拶にお伺いした際、松尾さんがおっしゃった言葉は「まず、痩せなくちゃ、だな」。……えっ? と、とにかく、痩せる思いで頑張らさせていただきます!!
2006.2.28
(SPA!編集部/永松修)