岸田賞の受賞〈前後〉第一作にあたる「マシーン日記」と「悪霊」を、宝生舞さんや小島聖さんら人気女優を迎えて同時期に再演するにあたり刊行した一冊です。この世の悪夢を愛するあなただけのために、いびつな〈家族の肖像〉を描きだしてゆく……二作品が収録されて、しかも、お値段は据え置きのサービス・プライス。東京都大田区の工場で、油まみれになりながら撮影(大橋仁)した装丁写真も、かなり、いい感じです。
つうわけで、以下、内容紹介。
町工場で暮らす男女のグロテスクな日常を描く「マシーン日記」。売れない上方漫才コンビの悲喜劇を描く「悪霊」。性愛を軸に男女の四角関係を描いた二作品を、一挙収録!
(白水社編集部/和久田)